中瀬真依(東京音楽大学ピアノ演奏家コース4年)

 

以前から「とても勉強になるセミナーだよ」と先輩方に伺っており、今回ようやく日程が合ったので初めて参加させて頂きました。

 

私はベッケラー先生とシェーファー先生に2回ずつレッスンをして頂きました。

 

ベッケラー先生には古典派を、シェーファー先生にはロマン派をみていただきたいと考えていたので、それに合わせて曲を用意しました。

 

まず初回レッスンでお二人の先生に共通してご教授いただいたのは、力を抜いて音を出すことについてです。力んで弾いてしまっているところが多々あったようで、先生方に腕の使い方・練習方法を教わり脱力について今一度意識すると、音の拡がりや響きが全く違うものになりました。そして主に、ベッケラー先生には音の表情の付け方や手首の使い方、指のコントロールに基づいて、シェーファー先生には緻密な楽譜の分析によってうまれる音楽の解釈に基づいて、レッスンをしていただきました。

 

 音楽を作っていくプロセスや意識を向けるところについてなどは、みていただいた曲だけでなく新しい曲の取り組みへも活かすことができるので、今後に繋がる、大変ためになる勉強ができました。

 

また時間の許す限り、他の受講生の方のレッスンを聴講させていただきました。自分のレッスンでは目の前のことに必死になっているため、聴講することにより客観的に新たな発見ができ、自分の練習に応用させることができました。

 

1週間という期間はあっという間のようですが、とても刺激が多く密度の濃い、有意義な時間となりました。

 

そして、先生がおっしゃってくださったことを分かりやすく通訳してくださり、またそれだけでなく、このような素晴らしい機会を与えてくださった小長先生、留学についてなど様々なお話をしてくださり期間中気にかけてくださっていた朝島さんには深く感謝しております。

 

本当にありがとうございました。