太田 沙耶(東京藝術大学3年)


大学生になってからドイツ古典派、ロマン派をたくさん勉強していたので今回ミュンヘンでセミナーを受けられるということでとても楽しみにしていました。一人で海外に行くのが初めてだったので少し不安もありましたが周りの方のサポートのおかげでとても充実した日々を過ごすことができました。


今回はベッケラー先生とシェーファー先生のお二人に2回ずつブラームスを中心にドイツロマン派、古典派の曲をレッスンして頂きました。ベッケラー先生には音の鳴らし方、具体的に手首の使い方など丁寧に教えて下さり、また自分の耳でバランスのとれた音を作るということの大切さを改めて感じたレッスンでした。横で先生が弾いて下さった美しい音が忘れられなく帰国してからも何度も録音を聞いています。


シェーファー先生にはブラームスのソナタ二番をみて頂いたのですが、25分ほどの長い曲をどうやったらお客さんに飽きさせずに聴いてもらえるかということを学びました。テンポ、ペダルの付け方など細かいことが大きな構成を作ることに繋がっていくのだと改めて思いました。先生の情熱的な音や言葉から伝わってくるパワーを近くで感じることができてとても刺激的なレッスンでした。


また、サロンコンサートや修了コンサートを通して聴いて下さる方の温かさを感じ、改めて音楽ができる幸せを実感しました。この喜びを忘れず聴いて下さる方の心に何か届くような演奏を目指していきたいと思っています。そして、またドイツに来られるよう真剣に語学を勉強しようと思っています。
最後になりましたがこのような機会を与えて下さった小長様、親身にサポートしてくださった朝島様には本当に感謝しています。ありがとうございました。